今の感染状況とその対策。感染拡大を防ぐためにあなたにできる簡単な事。

昨年はビクトリア州では2度のロックダウンという苦い経験があります。そのロックダウンを2度と起きない様にするために、州政府も力を入れて動いています、追跡チームや検査チームなどは休みを返上して動いている様です。

さて、年末からNSWでのクラスターの影響でVICでもローカルでの感染ケースの報告が出てきており、一時期は「またか!」って頭の中で思い浮かべてしまった人も多いかと思います。

1/5の現時点では感染状況としては、ベストではないけど悪くはない状況ではないかと思います。
感染者数も3→5→10→3→3→3と言う感じに推移しており、最悪な状況は回避できたと言う印象を受けます。
ただし、まだ安心できる状況ではありません。

現時点でビクトリア州で1300人ぐらいがBlack Rock cafe clusterに関連して接触者として保健省が確認しています。その中には900人の濃厚接触者と400人の二次的接触者が判明しています。そして現時点では感染経路不明のケースは報告されていません。
こうした感染の追跡が機能している事で、感染拡大の危機から逃れることができていると言えるでしょう。

昨年のロックダウン時、特にSTAGE4前の頃の感染拡大時には、この追跡調査が全くできておらず、その影響もあって感染拡散防止対策が出遅れてしまい、その結果最大で1日あたり700人を超える感染まで拡大してしまいました。
あの時の州政府の対策は後手後手だった印象もあり、ロックダウンを回避できない状況を作り上げてしまったと言えるでしょう。
つまり基本的な情報がなく目隠しされて大通りを歩いている様なもんです。
どこが危険で誰が危険なのか?
そういう情報が伝わってこないのもあって、日々の行動の中で感染が拡大されていったという状況でした。

この状況をわかりやすく言えば、
昨年は、道のない山道で遭難した感じ、
そして、今は険しい山だとしても、登山道をちゃんと歩んでいるので安心。

この違いがあります。

今の段階では感染が拡散される前の初動での対応が功を奏していると言えます。
感染者の行動把握、そこから割り出される訪問した場所や施設など、こうした情報を早めに公開できる事で、検査数や効率も上がりますし、人々の行動にも注意喚起ができると言えます。

昨年はこのロケーション情報を公開するのも遅すぎました。。。

VICはホテル隔離の警備の大失態もありましたけど、感染の追跡という部分でNSWに遅れを取っていました、この差がNSWでの感染が昨年治ってからVICが大変だった時期にほぼ収束していた一因です。
そして今もNSWのクラスターは起きてしまいましたけど、しっかりした追跡システムとその公開、そしてそれを受け止めた市民の行動の早さなどがあって、今回も大きな感染拡大にはなりませんでした、もちろんロックダウンなども一部地域では行われましたけど、ともかく迅速な対応と情報の公開、これが鍵だったと思います。

ともかく、今はVICもアンダーザコントロールという印象ですけど、大事なのは日々更新されるこの感染に関するロケーション情報をちゃんと把握すると言う事です。
そして、そのリストを見て該当する場所、時間に訪問した人はその指示に従い検査を受ける、隔離するなどの対応を行う事で感染拡大を防ぐことができます。

このロケーション情報は1日に数回は更新されています、ですので一度見たからと安心しないでほしい、できればまめにチェックして欲しいと思っています。
つまり、それが感染拡散防止の鍵であり、強いて言えば3度目のロックダウン回避への大事な要素だからです。
おそらく、今はこの情報が一番貴重なんだと思える部分もあります。

この認識を多くの人と共有できればと思っています。

このリンク先のロケーション情報を必ずチェックしてください。そしてその指示に従って良識ある行動をすることが、今は感染拡大防止とロックダウン回避への一番有効な手段です。

Case locations and outbreaks

また上記の情報を元に民間の有志で作られている感染ロケーションの可視化したマップもあります。
ただし、基本的には公式なDHHSの情報を確認してください、有志で製作されるマップには更新までのタイムラグなどもありますので、あくまでも上記リンクを見た上でマップを利用される事をお勧めします。

COVIDMap.com.au

https://covid19nearme.com.au/state/vic

DHHSのSNSでも情報は発信されています。

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Victorian Department of Health & Human Services

Twitter https://twitter.com/VicGovDHHS