決して、いい話ではないけど、メルボルンの状況を簡単にまとめてみる。

10月19日に予定どおりビクトリア 州メルボルン都市部のロードマップを進行させるためには、何度もお伝えしていますが必要なのは下記の二つの条件

  • 直近14日間の新規感染ケースの平均が5未満
  • 直近1日間の感染経路不明ケースがトータルで5未満

この2つの条件を18日にクリアしていれば19日からのThird Stepへの移行が現実的になるのですが、今の状況は決して良くありません。

18日に発表される数値は
新規ケースに関しては10/4〜10 /17の14日間の数字がベースになり
不明ケースに関してはおそらく10/1〜14までの数字がベースになるはずです。

では、CHOが今日公表した数字を見てみましょう。

新規感染数平均に関して

10/4以降の感染数(Daily Confirmed Cases)は8日までの5日間で
8, 14, 5, 8, 9
合計44になります。
14日間の平均が5未満になるためには、14日間で感染報告が合計で69であればクリアされます。

69-44=25

つまり残り9日間でこの25 ケース以内に収まればこの条件はクリアできるわけですが、現実的にこの数日の数値の動きを見ているとかなり厳しいと言えます。

感染経路不明ケースは?

こちらは10 月1日以降の数字をピックアップすると
1, 1, 1, 2, 1, なので

合計したら6

つまり18日にアナウンスされる数字が5以下になる可能性が低くなっています。可能性がゼロとは言えないのは、今後行われる追跡活動でここに含まれているケースの感染源が判明する可能性もあるからです。

調査中案件

上記のグラフにもう一つ注目したいのは7日、8日に合計で15ケースの調査中案件が含まれている事です、つまりこの数字はどっちにも転がる数字でもあります。

現実的考えると

正直、18日に求められている数値をクリアするのはかなり難しいと言えます。

ではどうなるの?

現時点では何も公表されていることはありませんが、州首相が会見で言及しているのは、部分的な緩和という方向です。
そして仮に数字がクリアしていなくても政府がアンダーコントロールと判断できる場合、もしくはある程度の安全性が確保できると判断すれば、数字はクリアしてなくても移行される可能性も現時点ではゼロではありませんが、部分的緩和という方が可能性は高いのかと思います。
ただし、部分的緩和に進むにしても、やはり政府が安全を判断できる場合、または18日前後の感染状況が落ちつてるなど、ある程度のプラスな状況が生まれていればという条件がつくはずです。

今のビクトリア州の状況

現在、報告されているクラスターで目立っているのは
チャドストンショッピングセンター
ボックスヒルの医療施設関連
フランクストンの家庭感染
キルモアのカフェ(ただしこれはチャドストンにも関連)
上記の4つが目立っているかと思います。

これにプラスしてDHHSからアナウンスされるハイリスクロケーションに関して今日発表された案件の一つにAltona Beachが含まれていることです。
これは10/2の金曜日を覚えていますか?
この日は7ヶ月ぶりの陽気、夏の様な天候でした。そして案の定ビーチに多くの人が訪れた日でもありました。当日のニュースでも各地のビーチで多数の人が出ているという報道がされていたのを覚えているかもしれませんね。
セントキルダからなまで中継された映像はかなり衝撃的でしたが、Altona Beach でもどのくらいの混雑具合だったのかは把握できませんが、それなりの人が出ていたのは予測できます。

新たなクラスターになるかもしれない?

Altona Beachに午後1から午後5時までの4時間近く滞在(すでにこれも違反ですね)して、なおかつマスクの非着用(これもアウトですね)。
また保健省の公表している内容を読むと、この時点で感染をしていたと読み取れます。(Case visited beach and Pier while infectious and was not wearing a mask)
この感染者がこの日にこのビーチでどんな行動をしていたのかは不明ですが、これは最悪の場合にはクラスターになってしまう可能性も秘めていると言うことです。(これはあくまでも推測ですけど)

この様に残念ながら今のメルボルンを取り巻く状況は決してよくあありません。もし行われるのであれば、部分的緩和がどの様な内容になるのか?
それともこのまま数字が達成するまで延長になるのか?

色々な意味で今後の数字や感染内容をチェックして行く必要がありますね。
そして17日〜19日あたりの州の会見は要チェックです!