新しい制限はどうなるのか?

本日のメディアリリースでState of Disasterの更新がアナウンスされています。これはState of Emergencyとはまた違ったものですので、まずはこの2つが違うものであると言う事を前提に考えてください。

あくまでも憶測でState of Disasterが失効した場合を考える

日曜日にアナウンスされる新しいロードマップの中身はまだわかりませんが、このState of Disasterの更新から推測できることもあります。

まず、State of Disasterは本日(9/2)午後6時に失効する予定でしたが、このState of Disasterを9/13の深夜まで更新されたことをリリースでアナウンスしています。
State of Disasterは今のSTAGE4の法的効力そして警察への権限に強く関係しています。つまり夜間外出禁止令や移動の5km制限を始め、様々なビジネスの営業制限や労働許可書の件など、厳しい制限になっているSTAGE4の内容の一部がState of Disasterが更新されない限りは無効になると推測ができます。

つまり日曜日にアナウンスされるロードマップには、これらの制限が含まれない可能性が高いと言うことになります。少なくともState of Disasterが失効すれば、夜間外出禁止と移動5km制限に関しては失効する可能性が高いです。

そうなると、STAGE3での制限に近い内容が行われるのではないかと推測できます。ただ完全に同じ状態になるとは思えないので一部の違いはあると思いますが、基本的にはSTAGE3に似た制限になるかと思います。

State of Disasteは議会が認めれば13日以降も延長できる

State of Disasterが13日以降も更新された場合には、引き続きそれなりに厳しい制限が残ることになもなりますので、誤解されないでください。
あくまでも13日にState of Disasterが解除されて更新されない場合のケースです。そしてState of Disasterは1ヶ月以上の延長ができず、延長する場合には州議会の認可が必要になるという事です。
つまり議会が承認すれば、State of Disasterは延長できるということので、完全になくなるとは今の時点では断言できません。

新しいロードマップへの影響は?

13日以降の新しいロードマップは今週の日曜日に発表されます。

そしてState of Disasterは13日深夜に失効します。

つまり、新しいロードマップには含まれない可能性が高いのです。

もちろんState of Disasterの延長更新も可能ですけど、State of Disasterの延長には議会の承諾が必要、そしてState of Disasterは最大1ヶ月の延長しかできませんので、失効する度に議会の承諾が必要になります。
そこから推測できるのは、議会の承諾が毎回得られるとは限らない状況である今のVIC州の政治状況であればState of Disasterが前提の制限は難しい、つまりロードマップにState of Disasterを前提に書き上げると、議会が承諾しなかった場合にはロードマップ自体に矛盾が生じるわけで、流石にどっちに転がる変わらないState of Disaster頼りでロードマップを書くにはリスクが高い。

そうなると、State of DisasterではないState of Emergencyでの範囲での制限をベースにロードマップが描かれると推測できます。

前回のSTAGE3を振り返ってみよう。

まずは基本の外出できる理由

  • 日用品の買い物や食料品の買い物
  • 医療や介護など
  • 運動
  • 自宅でできてない仕事や学習

自宅に人を招くのは禁止
屋外で集まれるのは家族だけ、もしくは2人まで
カフェやレストランは引き続きTakeawayとデリバリー
小売店の営業可能
コミュニティスポーツは不可
インドアスポーツ施設は閉鎖
アウトドアエクササイズはOK、ただしアウトドアの運動施設は利用不可
一部のアクティビィ(テニス・ゴルフ・釣り、サーフィン)などは許可
ホリデー用の宿泊施設やキャンプ場などの利用不可
結婚式は5名まで、葬儀は10名まで

だいたい前回はこんな感じでしたね。

意外に判断が難しくなるステージ3

前回の制限でややこしかったのはどこまで移動して良いの?と言う部分でした、条例には具体的には書かれていませんでしたが、基本的には「最寄りの」と言う表現が使われていたと思います。
そのボーダーラインが曖昧だったので、皆さんの記憶に残っているかもしれませんが、ミスターバターチキン事件(自宅から30km離れたお店にバターチキンをTakeawayするためにお店に行って罰金)とか自宅から遠く離れた場所で運動をして捕まるとか、諸々判断に悩む案件が多かったですね。

5km制限を歓迎するわけではないですけど、はっきりと数字で示されている方が判断は楽だったかもしれませんね。
許可されたアクティビティも微妙でした、保健省がアナウンスしていた内容では、海などが近い人は釣りやサーフィンなどを楽しむことができますって表現だったし、ゴルフやテニスも近所のコースやクラブで近所の友人とプレーできますって表現を使っていました。
つまり、サーフィンしたいからって自宅から1時間以上かけてサーフィンするために移動するのは禁止とは書かれていませんでしたが、州首相いわく「常識の距離を超えないでくれ」と言う常識や良識という部分で判断しなさいという感じでした。つまりは警察の現場判断に委ねられるということになりますので、慎重に考えて行動する必要がありました。

ともかく日曜日のアナウンスを待ちましょう

今週の日曜の州の定例会見でロードマップの基本的な路線が発表されますので、まずはそれをしっかり把握することが大事です。
ですので、今週の日曜の州の会見はできる限りチェックしてください。
大手メディアのSNSやサイトなどから会見のオンライン中継を見ることができます。正しい情報をインプットして、そしてそこから先のいろいろな計画を考えるのが大事かと思います。

注)あくまでもこれはMelhopeの見解であり、今後どの様に状況が変化するかによって制限なども変わってきますので、一つの見解だと思って参考程度に考えてください。

追記 州首相の発言

“I just want to caution that doesn’t necessarily mean that either the State of Emergency or the State of Disaster will automatically come off on the 13th.

“So I don’t want people to read into the alignment that those measures will all of a sudden expire on the 13th.”

どうやら、州首相の発言をよく読むと、まだこの考え方は時期が早かったかもしれない。

上記の発言を要約すると

State of DisastertやState of Emergencyが13日以降に自動的解除されると決まったわけではないことに注意してください。
これらのが処置が13日に終わるという認識を持っては欲しくない

ってわけで、私の見解をずばり否定する発言でした。
そうですね、まだ何も決まってませんし、発表していません。
ですが可能性はあります。
ただ私自身も13日State of DisasterやState of Emergencyの両方がなくなるとは思っていません、State of Disasterが更新されない可能性があるのではないかと思っています。それは議会との関連性などを考慮しての話です。

今後の鍵となる材料は?

これらの鍵になるのはこれから数日の感染状況が日曜に発表されるロードマップの判断材料の一つになるのは間違えないでしょう。

現状で本日(9/2)での新規ケースは90でした。これは今の我々には少なく感じる、少なくとも減少してきている数字であることは確かですが、満足いく数字ではないのも事実です。
これが10〜20 ぐらいの数字であれば、少し希望が持てますが、90はまだ遠い数字と言えます。

保健省関係者からはステージ4の解除するには新規ケースが1日あたり5〜10 ケースぐらいにならないと難しいという発言もありました、そしてその数値に届くのは保健省のチーフの見解では9月中旬ごろではないかとされています。
そこから考えると9月いっぱいまではある程度厳しめの制限が行われる可能性はかなり高いとも理解できます。

そしてもう一つの鍵になると言われているのは、ミステリーケースに関してです、この感染経路不明なケースがまだまだビクトリアにはたくさん残っています。この解析がある程度の目処がつかないと緩和という方向に舵を切るのは難しいのかもしれません。
この他にも医療現場での感染状況など、多くの要素が今後の制限や緩和を決める鍵になります。毎日発表される新規ケースだけで判断しないほうが賢明とも言えます。

結論としては、まだまだわからない。。。だけどState of Disasterが更新されなければ、夜間外出や移動制限などが撤廃される可能性だけはある。
それが今の状況であり、私の見解です。