STAGE4のメルボルン市内をレポート。

現在メルボルンは厳しい外出制限が行われており、なかなかメルボルンの街中へ行く機会も無い状況ですが、メディアとしての仕事で筆者はロックダウン中の街中へ幾度か行く機会がありましたので、ロックダウン中の街の状況をレポートしてみたいと思います。

まず、シティへ向かう電車の車内ですが人がほとんどいませんでした。ほとんど1車両貸切状態ってぐらいに人が乗っていません。過去にこんな光景は目にしたことがありませんでした。

電車の中にもソーシャルディスタンスを促す言葉が書かれています。

Flinders Street Stationのホームにも人の姿は数えるほどしかいませんでした。普段であればそれなりの賑わいのある駅のホームからも活気を感じることはできませんでした。

駅前もこの通り日中でもあまり人を見かけません。

フェデレーションスクエアも閑散としていました。人よりも鳥の方が数が多いです。

カフェや飲食店はTakeawayかデリバリ=のみでしか営業できない現実の中で、頑張っているお店も多いですが、その反面鍵をかけて硬く扉を閉ざしているお店もあります。

メルボルンのカフェスポットの定番ともいえるDegraves StやCenter Plも、この通り人の姿はほとんど見かけません、ほとんどのお店がお店を閉めています。いつもの活気あふれる賑わっている雰囲気、コーヒー豆の香りも消えてしまっていました。

カフェと共にメルボルン市内屈指の観光スポットとなっているストリートアートのある路地裏通りHosier Lnでも人の姿を見ることは無かった。

STAGE4で小売業の営業にも制限が設けられたので、閉店しているお店が多いのも今のメルボルンの街の状況です。

アーケードにも人の姿はなく、内壁の改修工事の音だけが響き渡っていました。

エンポリウムのユニクロもこんな状況。

MYERやDAVID JONESなのでパートもシャッターが降りたまま。
お店の戸は閉じているがClick and Collectだけに対応しているお店も多かった。

夏になればバスキングが多く行われ、メルボルンでも人通りの多い賑やかなバークモールも今はトラムの音だけが聴こえてくる。

コリンズストリートも、スワンストンも普段と比べれば寂しい限り。
ただこうして写真で見ると人が全くいないようにも見えるけど、最初に想像していたよりは人がいるなと感じました。
正直初めてSTAGE4になってシティへ行ったときにはもっと閑散としているかと思えば、かなり道ゆく人の姿もありました。
人の行動が8割ぐらいメルボルン市内では減少しているというデータがありますが、普段のメルボルン市内の平日昼間の人口の数はわかりませんけど、仮に10000人がいたとすれば8割減っても市内に2000人がいるという計算が成り立つので、イメージしているよりは人がいるという印象もあります。さすがにゼロにはならないですね、ただ時々見渡しても人の姿が見えない時もあります。

今はメルボルンでは、ほとんどの人がマスクをしています。ただ、一部にはマスクをしていない人もいるのも事実でした。大体マスクしてない人にはなんか共通する部分も感じましたけど…。

取材しているときにインタビューなどもしましたが、この厳しいロックダウンを素直に受け止めている人が多かったのも印象的でした。
インタビューをしていてよく耳にしたのは、個人単位で考えればストレスもあるけど、メルボルンというコミュニティー全体を通して考えれば、この厳しい制限も悪くはないし、きっと効果出ると思うと語ってくれた人が多かったです。
ただし、中にはポケモンしてた!って答える若い子もいましたし、不満を感じている人もいました、でも全体的には受け入れている人が多かったです。
そしてマスクに関してはインタビューした人はみんな基本的には肯定的に捉えていましたけど、それは仕方がないという気持ちの表れかもしれません。
実際にマスクをしていると息苦しいなど外せるものなら外したいというのが’本音だったように思えますし、今までマスクをしたことがないと答えていた人がほとんどでした。

サウスバンクには今のメルボルンを示すような大きなグラフティーもありました。これからのCOVIDノーマルと呼ばれるポストSTAGE4の生活でもマスクはしばらくは着用義務が続くと言われています。

メルボルンの街中では本当に多くのPOLICEが巡回をしていました、時にはかなりの人数で行動している時もあり、少し威圧感を感じる部分もありました。
筆者も一度取材中に警察に声をかけられましたけど、メディアパスを提示したら、普通に世間話的な感じで、笑顔でまたね〜って感じでした…。
ともかく市内で警察による巡回は多いと思いますし、パトカーを見かける機会も多いです。ただ、さすがにそこらにいる人全員に職質しているわけではありませんので、そこまで緊迫感があるわけでも無かったです。

ただ違反している人や不審な人には声をかけて言っている様です、この日もマスクをしていなかった人が捕まっている現場の横をちょうど通り過ぎました。
ちなみにフードデリバリーをしている人にも話を聞きましたが、今まで一度も労働許可書を見せてくださいと警察に聞かれたことがないと答えていた人が多かったです。
実際に自分でもSTAGE4になってから初めてシティへ行った時はちょっとドキドキしてましたけど、結局その日は警察とすれ違っても、目があってもお互いにニッコリするだけのオージースタイルでしたので、ちょっと気が抜けました。

もうすっかり定番となった言葉、ソーシャルディスタンスもまだまだ解除される気配はありません。いつになればこの言葉がなくなるのだろうか?

VIC州は新しいロードマップが9/6の日曜日にアナウンスされます。それで何が変わるのか?まだまだ厳しい制限が続くという見方をしている専門家も多いのが現実ですし、緩和という言葉はまだ州のトップからは出ていないので、まだメルボルンの街並はこんな感じの日が続くのだろうか?色々と思う所はあるけど現実を受け入れるしかないかと思います。

夕方5時ごろのサザンクロス駅のホーム、いつもなら帰宅する人の姿が多く見られるこの駅にも両手の指で数えれるぐらいの人数でした。

CURFEWなんて言葉今まで聞いたことがありましたか?筆者は豪州生活は長いですが、全く聞いたことがありませんでした。最初記者会見で何?って思ったぐらいでした。
夜間外出禁止の時間帯にも取材する機会があったのですけど、さすがにこの時間帯になると人はほぼいません。ただもっと緊張感ある雰囲気なのかなと思えば、そういうわけでもなくそういう所はなんとなくメルボルンっぽいなと思わせる瞬間でもありました。

本当にメルボルンで暮らしている人は、今はストレスも大きいだろうし、この先不安だったりもすると思います。
今はこのスローガンの通り、この厳しい制限にも負けない様にするしかないのかと思います。

最後にメルボルンの街角をトラムの車窓動画でお別れです!

みなさんSTAY SAFE! そしてSTAY STRONG!!